G-NDE3LLVR7Z 呼吸法とマインドフルネス 1分から始める心と脳のリセット習慣|男のRE:GENKI研究所
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呼吸法とマインドフルネス 1分から始める心と脳のリセット習慣

regenki@labo
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気分が落ち込んだとき、つい考えすぎて眠れなかったり、心がざわついたままになってしまうことはありませんか?
そんな時に役立つのが「呼吸法」と「マインドフルネス」。ほんの数分で心拍や思考が落ち着き、脳が“安心モード”に切り替わります。

この記事では、なぜこの方法が効くのか、その科学的根拠と、初心者でも続けられるステップアップ法をご紹介します。


所長、最近オレ、夜になると頭がずっと働いちゃって、全然寝付けないんですよ…

リク
リク

ほう、それは交感神経がブレーキ外しっぱなしになっとる証拠だな。寝る前にちゃんと心をリセットしてるか?

GENKI所長
GENKI所長

それなら呼吸法とマインドフルネスが有効よ。数分で脳が安心モードに切り替わるの。

ミナ
ミナ

呼吸って…ただ息するだけじゃダメなんすか?

リク
リク

そこを極めるのがカギなんだ。今日は1分から始められる方法を教えてやろう。

GENKI所長
GENKI所長

結論:呼吸法とマインドフルネスは“心と脳の緊急ブレーキ”

ゆっくり深く呼吸し、「今この瞬間」に意識を向けるマインドフルネスを行うと、緊張や焦りを引き起こす交感神経の働きがスッと落ち着き、心を休ませる副交感神経が優位に切り替わります。その結果、心拍数が安定し、脳が「安心していい状態」へとシフトします。

医学的にも、深くゆったりとした呼吸は血液中の二酸化炭素バランスを整え、不安や恐怖を司る「扁桃体」の活動を抑えることが証明されています。特に、寝る前やストレス直後に行うことで、短時間でも強いリラックス効果を得られるのです。

「なるほど…でも、仕事中にできるんすか?」

リク
リク

「もちろん。1分からでもできるし、誰にもバレずにできる方法もあるの。ここから詳しく解説していくわね。」

ミナ
ミナ

「それ、めっちゃ知りたいっす! お願いします!」

リク
リク

なぜ呼吸法とマインドフルネスが効くのか?― 体の中で起きていること

簡単にまとめるとこの通りね。

ミナ
ミナ
なぜ呼吸法とマインドフルネスが効くのか?
  • 現代人はストレスや情報過多で呼吸が浅くなりがち
  • 浅い呼吸は交感神経を優位にし、心と体を常に“戦闘モード”にしてしまう
  • 意識してゆっくり深く呼吸することで、副交感神経が働きやすくなり「リラックスモード」に切り替わる
  • マインドフルネスを組み合わせると、過去の後悔や未来への不安などの雑念から意識を切り離せる
  • 今この瞬間に集中することで、脳の前頭前野が活性化し、判断力や感情のコントロール力が向上する
  • その結果、冷静で落ち着いた思考がしやすくなる

ただ、根本的に睡眠の質を上げるには「生活リズムの見直し」も大切です。詳しくは【睡眠の質を劇的に改善する7つの習慣】もチェックしてみてください。

ミナ
ミナ
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【保存版】睡眠の質を劇的に改善する7つの習慣 よく眠るための科学的アプローチ
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1) 現代は“浅い呼吸”になりやすい環境

• 前かがみの姿勢(PC・スマホ)で横隔膜が動きにくくなる
• 口呼吸・早い呼吸になりがち → 胸だけが上下する“浅い呼吸”
• 情報の洪水&仕事の締切 → 交感神経(戦闘モード)が入りっぱなし

浅い呼吸=「常にブレーキ無しで走っている」状態です。心拍は速め、肩首はガチガチ、思考はせわしなくなります。

2) 深くゆっくりの呼吸が“乱れた自律神経”をリセットする

• 吐く息を長めにすると、迷走神経(リラックスの神経)が働きやすい
• 血中ガスのバランス(CO₂)も整い、体が「安全な状態」と判断するようになる
• 結果:心拍が落ち着く/手足が温かくなる/視野が広がる

「吐く息が“長い”ほど副交感神経が優位になりやすいの。4秒吸って6秒吐く、みたいに “吸うより吐くほうを長く”がポイントね」

ミナ
ミナ

3) マインドフルネスが“心の視点”を現在に戻す

 • 呼吸や体の感覚に意識を向け直すことで、今この瞬間に集中できる
 • 過去の後悔や未来の不安といった余計な雑念から距離を置ける
 • その結果、判断力や感情コントロールを担う前頭前野が働きやすくなる
 • 不安や警戒を感じる脳の扁桃体が静まり、イライラやソワソワがおさまる

呼吸=体のブレーキ、マインドフルネス=頭のブレーキ。両方で止めるから効くってことだな」

GENKI所長
GENKI所長

浅い呼吸と深い呼吸を体感してみましょう

浅い呼吸だと…
• 心拍↑/肩首の緊張↑/手が冷える/ため息が増える/集中しづらい

深くゆっくりだと…
• 心拍↓/肩がストンと落ちる/手足がポカポカ/唾液が増える/視野が広がる

「吐く息をやや長め」にすると落ち着きやすい人が多いですが、感じ方には個人差があります。楽な強度で、過呼吸にならない範囲で行いましょう。

「ホントだ!長く息を吐くと脈がゆっくりになっていくっす!“効いてるサイン”って覚えときます!」

リク
リク

ここから、いよいよ具体的な方法の解説に移ります!

ミナ
ミナ

「呼吸法&マインドフルネスの簡単な始め方 効果を実感できる3段階法」

1段階目:まずは1分 “呼吸だけ”に集中

• 椅子に腰かけ、背筋をスッと伸ばします。
• 鼻から 4秒かけて吸い、口から 6秒かけて吐く。
• 「1、2、3、4」と吸う秒数を数え、「1、2、3、4、5、6」と吐く秒数も数える。
• 他のことは一切考えず、「今、息を数えている」ことだけに意識を向けます。

心のなかで、「吸って、吸って・・・吐いて、吐いて、吐いて、吐いて…と唱えるようにすると呼吸に集中できますよ。

ミナ
ミナ

これは“脳のスイッチ”を切り替える第一歩。1分なら仕事の合間や移動中でもできます。

2段階目:次は3分 呼吸+体の感覚を意識

• 上の呼吸法を続けながら、空気が鼻を通るときの冷たさや温かさを感じ取ります。
• 吸うと胸やお腹がふくらみ、吐くとしぼむ動きをじっくり味わいます。
• 「胸がふくらんだな」「お腹がしぼんだな」と、頭の中で実況するように言葉にします。

呼吸に体の感覚を重ねると、雑念が入り込む余地が減り、リラックス度が一気に高まります。

3段階目:最後に5分 呼吸+全身をスキャン

• 呼吸を続けながら、頭のてっぺんから足先まで順番に感覚をチェックします。
• 額、まぶた、あご、肩…と意識を移し、「力が入っていないかな?」「温かい?冷たい?」と感じ取ります。
• 考えごとが浮かんできたら「後で考えよう」と軽く流し、呼吸と体の感覚に戻ります。

“考え事”は浮かんできて当たり前。
それに気づき、呼吸や感覚に意識を戻す―この「気づく → 戻す」の動きが前頭前野を鍛える刺激になります。
この地味な繰り返しこそが、集中力や感情コントロールの“土台”を少しずつ強くしてくれます。

この3ステップは「時間を少しずつ延ばしながら、意識を広げていく」のがコツ。
無理に長くやろうとせず、1分から始めてOK。慣れてきたら3分、5分と自然にステップアップできます。

ミナ
ミナ

体験談:5日間で感じた“呼吸の力”

私(筆者)は仕事のストレスで頭が冴え、ベッドに入っても眠れない。気づけばスマホを1時間以上いじり、翌朝は寝不足で体も頭も重い…。そんな悪循環から抜け出せずにいました。

「このままじゃまずい」と思い調べて見つけたのが、“1分呼吸法”。当時の自分にもできそうなシンプルさが決め手でした。

1日目─半信半疑で始めたものの、数十秒経つと胸の奥が少しずつゆるむ感覚がありました。
3日目─スマホを手に取る前に「あ、今眠れそう」と思える瞬間が増えました。
5日目─呼吸を続けるうちにまぶたが自然と重くなり、入眠までの時間が20分以上短縮。翌朝の目覚めも驚くほど軽やかでした。

たった1分でも、確かに変わる。
やってみなければ分からなかったこの事実を、私は身をもって体験しました。

「正直、こんな短時間で効果を感じるとは思っていませんでした。だけど、この小さな変化が次の日の自分を変える。忙しい人ほど試す価値ありです。」

GENKI所長
GENKI所長

息止めは無理のない範囲で行いましょう。

めまい・胸部不快感が出たら中止してください。

呼吸器・心血管疾患がある場合は医師に相談の上で実施して下さい。

呼吸法を取り入れると同時に、寝酒の習慣や口呼吸を見直すと、さらに効果的です。

詳しくは【寝酒卒業!ぐっすり眠れる7日減酒術】【鼻呼吸でぐっすり眠る4ステップ】の記事で紹介しています。

ミナ
ミナ
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よくある疑問Q&A

Q1. 寝る前以外でも効果はありますか?

  はい。会議前や緊張する場面、ストレスを感じた直後にも有効です。

Q2. 雑念が湧いてしまいます

  雑念は自然な反応です。気づいたら再び呼吸に意識を戻せばOKです。

Q3. どのくらい続ければ効果が出ますか?

  多くの人は1週間以内に変化を感じます。まずは3日間だけ試してみましょう。

こうした心のリセット習慣に加えて、寝具を整えるのも快眠には不可欠っす!おすすめのグッズや枕・マットレスの選び方は【枕・マットレスの選び方とおすすめ商品】の記事を参考にしてくだい!

リク
リク
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まとめ|今夜からできる3つのステップ

  1. 寝る前に“1分呼吸法”を試す
    • ベッドに入ったら、鼻から4秒吸って、口から6秒吐くだけ。秒数を数えることに集中します。
  2. 3日間だけ続けて、変化をメモ
    • 「眠るまでの時間」や「朝の目覚め」を手帳やスマホに記録しましょう。小さな変化もOKです。
  3. 日中の緊張時は“3分マインドフルネス” 
    • デスクや電車の中でもOK。呼吸と体の感覚に意識を向け、頭と心をリセットします。

なんかオレでも続けられそうっす!まずは1分からですね!

リク
リク

ええ、無理せず段階的に伸ばすのがポイントね。

ミナ
ミナ

よし、じゃあ今夜から実践だ!3日後に報告しろよ、リク!

GENKI所長
GENKI所長

はいっ!…でも寝ちゃって報告忘れたらすみません!

リク
リク

参考リンク

この記事の参考リンクはコチラ

Effects of voluntary slow breathing on heart rate variability: Systematic review & meta-analysis — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35623448/

The Effect of Slow-Paced Breathing on Cardiovascular and Emotion-Related Outcomes: Meta-analytic Review — https://link.springer.com/article/10.1007/s12671-023-02294-2

The Effect of Diaphragmatic Breathing on Attention, Negative Affect and Cortisol Responses to Stress — https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2017.00874/full

How Breath-Control Can Change Your Life: A Systematic Review — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6137615/

Do Longer Exhalations Increase HRV During Slow-Paced Breathing? — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11310264/

Benefits from One Session of Deep and Slow Breathing on Anxiety and HRV in Older Adults — https://www.nature.com/articles/s41598-021-98736-9

Mindful attention to breath: decreased amygdala activation & increased prefrontal integration(NeuroImage, 2016) — https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1053811916002469

Neural correlates of dispositional mindfulness during affect labeling(Psychol Sci, 2007) — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17634566/

Putting feelings into words: Affect labeling disrupts amygdala activity(Psychol Sci, 2007) — https://sanlab.psych.ucla.edu/wp-content/uploads/sites/31/2015/05/Lieberman_AL-2007.pdf

Experimental effects of brief, single bouts of walking and meditation on mood(Health Psychology, 2018) — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6064756/

Training of paced breathing at 0.1 Hz improves CO₂ homeostasis during paced breathing(PLOS ONE, 2019) — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6586331/

Physiology, Salivation(StatPearls, 2023) — https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK542251/

ABOUT ME
GENKI所長
GENKI所長
医科学修士
男のRE:GENKI研究所 所長
総合病院で20年間勤務
医科大学修士課程修了 / 博士課程在籍中

39歳のとき、「男性更年期障害(LOH症候群)」と診断されました。

体のだるさ、気力の低下、心の落ち込み…。 人生を諦めてしまいそうな時期もありましたが、医学の知識をもとに情報を集め、生活習慣を少しずつ変えていくうちに、私は再び前を向く力を取り戻すことができました。

この経験があるからこそ、今まさに同じ不調に悩む方の隣で、専門的な知識に加えて、日々の生活で本当に役立つ知恵を分かち合いながら、もう一度人生を楽しむための道のりを共に歩みたい。

このブログは、その思いを込めた“伴走の場”です。

40代からの体と心を、もう一度イキイキと。
ここから一緒に RE:GENKI(再び元気に)のスタートを切りましょう!
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