【実体験レビュー】『ひんやり水流快眠マット3』は夏の“寝苦しさ”を救うのか?

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冷房をつけてもまだ暑い。
冷感シーツやジェルマットをいくつも試しても、背中が熱くて夜中に何度も目が覚めてしまう──そんな寝苦しい夜に悩まされていませんか?
「とにかく背中が熱くて眠れない」「エアコンの風に当たり続けるのは体がだるくなる」──その悩みを解決する切り札として注目されているのが、水を循環させて体の熱を逃がす冷却寝具『ひんやり水流快眠マット3』(サンコー)です。
この記事では、実際に『水流マット3』を使用したリアルな体験レビューをお届けします。
「本当に朝まで快適に眠れるのか?」「デメリットはないのか?」を、正直に解説していきます。
「冷房24℃でも背中がアツい…オレ、毎晩ひんやり難民っす」

リク、そんな君にピッタリの商品があるぞ!その名も『ひんやり水流快眠マット3』だ!



出典:「サンコー」公式HP
結論/本音レビュー
総合評価:4.5
(寝苦しさ対策として抜群。冷えすぎ対策は一工夫で解決)
一言でいうと「背中の熱だまりが消える」。今まで使ったどんな冷感マットより効果がありました。
接触冷感の“数分でぬるくなる問題”が解消し、一晩中ひんやりが続くのが最大の価値です。 強モードは冷えすぎることもあるので、弱モードにするか薄手タオルケットを1枚挟むとベストでした。
もうこの商品がなければ夏の夜は過ごせません。
とは言え、メリットもあればデメリットもあります。実際に2ヶ月間使用した感想を紹介していきますね。

気になったデメリット
- 作動音が少しうるさい
- 毎日のメンテナスが必要
- シーツに水シミができることがある
- ポンプの勢いが弱くなることがある
一つずつ解説していきます。
作動音が少しうるさい
こちらの商品は水を循環させるポンプの音、水を冷やすファンの音が発生します。電源を入れ、ポンプを作動させると「ヴゥー…」というポンプの作動音がします。作動の始めは少し大きく聞こえますが、ある程度マットの中が水で満たされると音は小さくなります。
私は音に神経質な性格で、静かなところでないと眠れません。不安でしたが、この口コミを事前に知ったうえで思い切って購入しました。
枕元にユニット本体を置くと流石にうるさいです。対策として、足元のなるべく遠いところにユニット本体を配置するようにすると気にならなくなりました。(個人差はあると思います)
「水の流れる音がする」という口コミもありますが、時折感じるくらいで全く気になりません。
毎日のメンテナスが必要
人にもよりますが、一番のデメリットはメンテナンスではないでしょうか。
説明書には「使用後は毎回、本体とマット内の水を交換してください」とあります。
私は水が腐るのを防ぐため毎日交換していますが、「朝時間がない」「めんどくさい」と思われる方には注意が必要かと思います。
排水するだけなら3分ほどで完了します。
排水しやすいように前のモデルから改良が行われ、お手入れが楽になっています。付属ポンプでマット内の水も簡単に抜けます。

出典:「サンコー」公式HP
シーツに水シミができることがある
使用して3日目の朝、マットの真ん中あたりに水シミができてパジャマが濡れていました。
もう穴が空いたのか…とげんなりしていましたが、続けて使っても同じような水シミはできませんでした。
もしかするとマットの一部分が折れ曲がって水の流れが遮断されるとこのような水シミができるのかもしれません。
使用前にきちんとマットのシワを伸ばすようにすれば、水シミができなくなりました。
ポンプの勢いが弱くなることがある
今まさに困っている問題です。本製品を購入したのが2025年の6月ですが、1ヶ月ほど経ったある日、冷たさを感じにくくなったのです。
「おかしいな?」と思い色々調べたところ、どうもポンプの出力が落ちているようでした。ホースを繋がずに作動させてみると、ポトン…ポトン…と小さな水滴が1滴ずつしか出てきません。強で作動させても水滴が出てくる量は変わりません。
1年保証がついているので修理を申請しようと思いましたが、製品を一旦修理工場に送らなければいけません。
修理が終わるまでの約2週間は水流マット3なしで過ごさねばならないとわかり、修理は見送りました。
冷えを感じにくくなったものの、水流が少しでもある限り一定の効果は感じられています。
マットの中が水で満たされるまでかなり時間がかかるので、仕事から帰ったらすぐに水を入れ電源をいれるようにしています。寝る時間には冷たさを感じられるようになっていますよ。
完全に壊れてしまえば諦めますが、この猛暑を乗り切るため、この方法で使用を続けます。
その他、湿度が上がって部屋が蒸れるという口コミもありましたが、6畳の寝室で窓を締め切って使用していても蒸し暑く感じる事はありません。
追記:2025年8月 とうとう全く水が出なくなりましたが、自分で修理して完全復活!詳細はコチラ
感じたメリット
- 冷感の「持続」が段違い
- 夜間の中途覚醒がなくなった
- 電気代が安い
- リモコン付きで操作が快適
- USB給電で使える自由度
冷感の「持続」が段違い
ここが一番のメリットです。接触冷感系と違い、全然背中が熱くならない!
タンクの中に水がある限り、朝までずっと冷たいです。むしろ朝方には冷えて寒く感じることもしばしばあります。
直に寝ると寒いので、タオルケットなどを1枚挟むのがおすすめです。

出典:「サンコー」公式HP
夜間の中途覚醒がなくなった
エアコンを付けていても背中の暑さで何度も目が覚め、熟睡感を得られていなかったのですが、この商品のおかげで朝までぐっすり。
夜に暑くて目が覚めることがなくなったので、夏場の日中のパフォーマンスが飛躍的に改善しました。
電気代が安い
消費電力は約6W。毎日8時間使っても月の電気代は数十円と激安です。
この商品を購入するまではエアコンの設定温度を24℃にしていましたが、今は28℃で十分涼しく眠れています。
エアコンの設定温度を1℃上げると、約10%の電気代節約になると言われいますので、我が家の寝室の電気代は40%近く削減できたことになりますね。

出典:「サンコー」公式HP
リモコン付き
これは地味に嬉しい機能です。特にリモコンは大いに役立ちます。
私の場合、音対策として足元にユニット本体を置いているため、早朝に寒くなって電源を落としたいとき枕元にリモコンがあると、わざわざ起き上がることなく電源を切ることができて、そのまますぐに夢の世界に戻れます。
他にもこの水流マットと同じような製品があったのですが、リモコンの付属が決定打だったかもしれません。
USB給電の自由度
コンセント事情に左右されず、車中泊や災害時の暑熱対策の備えとしても使用できます。
キャンプが趣味の私には、電源場所を選ばずに使用できるポイントも高評価でした。

出典:「サンコー」公式HP
おすすめな人/向かない人
おすすめな人
- 熱帯夜に背中の熱だまりで目が覚める
- エアコンの直風が苦手
- 接触冷感ではすぐぬるくなると感じる
向かないかもしれない人
- 毎日の水交換がどうしても無理な人
- 完全無音でないと眠れない人
メンテナンスは3分もあれば終わります。マット内の排水は付属のポンプがあるので手軽にできますよ。
音対策はユニット本体をできるだけ遠くに設置することで解決できます。

よくある質問
Q. 音はどれくらい?
A. 小型扇風機程度。気になる場合はユニット本体を足元側に置くき弱運転で使用すると良いですよ。弱運転でも十分朝まで涼しいです。
Q. 電気代は高い?
A. 毎日8時間の使用で1ヶ月の電気代は数十円程度と激安です。エアコンの設定温度を上げられるので、トータルで快適&節電になります。
Q. 手入れは面倒?
A. 排水するだけなら3分ほどで完了します。排水しやすいように前のモデルから改良が行われ、お手入れが楽になっています。付属のポンプを使えばマット内の排水も簡単です。
まとめ:水流マット3は「背中の熱だまり」に悩む人の切り札
『ひんやり水流快眠マット3』は、夏の寝苦しさを根本から和らげる強力なアイテムでした。
とくに「背中の熱だまりで眠れない」という方にとっては、これ以上ない解決策だと感じます。
もちろん、ポンプ音や毎日の排水といったメンテナンスは避けられませんし、設置の工夫も必要です。
しかし、そのハードルを越えるだけの“冷感の持続力”と“熟睡効果”がありました。
実際に使い続けてみて「もうこれなしでは夏を乗り切れない」と断言できます。
✔ 熱帯夜でも背中がひんやりして朝まで熟睡できる
✔ 電気代は月数十円と圧倒的に省エネ
✔ エアコンの設定温度を上げられるので体にも財布にもやさしい
✔ リモコンやUSB給電で使いやすい
一方で、
・音に敏感な方にはポンプ音が気になる可能性がある
・水の入れ替えが面倒に感じる人には不向き
という点は理解しておく必要があります。
総合すると、「多少の手間よりも夏の睡眠環境を最優先したい方」には強くおすすめできる製品です。
あなたも今年の夏は『水流マット3』で、背中からスッと熱を逃がす快眠体験をしてみてください。



表示の内容は執筆時点の個人レビューです。効果・体感には個人差があります。仕様・価格・キャンペーンは必ず公式情報をご確認ください。
追記 2025/8/31 『自分で修理して完全復活!』
とうとうポンプから水がまったく出なくなってしまいました。
一晩我慢してみたものの、背中が熱くて眠れない…。しかも修理に出すと2週間もかかるとのこと。
それなら―自分で直してみるしかない!こういう作業は大好きなんです。
まずは、水が出なくなった原因を探ります。ポンプ本体なのか、パイプなのか…。
ポンプを本体から外してみます。ネジ2本で止まっているだけなので、取り外しは簡単です。

次に、ポンプにつながっているパイプを外し、ポンプ単体で作動させてみました。ポンプは水が溜まっていないと動かない仕組みですが、水量を感知する軽石のような部品を上に持ち上げたまま電源を入れると、水がなくても作動します。

すると――勢いよく水が吹き出しました!よかったーーー!
このポンプが壊れていたら修理に出す覚悟をしていましたが、一筋の光が見えてきました。
続いて、水の流れに異常がないか調べます。マットと本体をつなぐジョイントは問題なし。残るはポンプから出ている透明なプラスチックパーツ。中には黒いゴムのシートが入っています。

付属の手動ポンプで水の流れる方向に空気を送ってみると…全然通らない。どうやらここが原因のようです。
ゴミが詰まっているのかと思い、ゴムを傷つけないよう爪楊枝で探ってみましたが、大きな異物はなし。試行錯誤していると、ゴムが折りたたまれて「カチッ」と正しい位置に収まり、空気がスムーズに流れるようになりました。
つまり、ゴムがズレて水の通り道を塞いでいたのが原因だったのです。
修理方法はシンプル。ポンプに接続する側から、水の流れる方向へゴムを押し込むだけ。平らに伸びていたゴムが、きれいに折りたたまれて正しい形になりました。(ゴムを突き破らないよう、必ず優しく作業してください。私はプラスドライバーで押し込みました。)

この状態で全てのパーツを接続し、ポンプを作動させると――

「ビューーーッ!」と水が復活!
あとは元通りに組み立てて、一晩お試し。
・・・翌朝
マットの冷たさが購入当初の状態に戻りました!修理大成功です!
うまく直せた瞬間の達成感は最高。これでまた、朝まで涼しくぐっすり眠れます。
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※注意
本体の分解はメーカーから推奨されていません。分解によって本体を破損した場合、無料修理の対象外となる可能性があります。また、電源につないだ状態で分解・作動させるのは非常に危険です。絶対に真似しないでください。