夜の睡眠を深める就寝前ストレッチ フォームローラー&ヨガマットおすすめBest3

一日の終わりに軽く体をほぐすと、筋肉の緊張が取れて血流が改善し、自律神経が整いやすくなります。
これが、就寝前ストレッチが「寝つきの良さ」と「深い睡眠」につながる理由です。
本記事では、就寝前に最適なストレッチ方法と、それをサポートするフォームローラーやヨガマットの選び方を紹介します。
あなたに合う一枚・一本を選んで、快適な“おやすみ前ルーティン”を始めましょう。
寝る前は「ゆるめる」が正解 無理なストレッチは逆効果

「ストレッチ」と聞くと、つい「しっかり伸ばさなきゃ」と思いがちです。ですが、寝る前のストレッチは 強く伸ばす必要はありません。
むしろ無理に体を引っ張ると筋肉や関節に刺激が入りすぎて、かえって体が覚醒し、眠りにくくなることがあります。
夜の目的は 体をリラックスさせ、副交感神経(リラックスの神経)を優位にすること。そのためには「心地よくゆるむ」程度がベストです。
- ストレッチ中に「痛い」と感じる手前で止める
- 息を止めず、ゆっくり深呼吸を繰り返す
- 反動をつけずに静かに伸ばす
これだけで十分に筋肉の緊張がほぐれ、血流が改善し、寝つきがスムーズになります。
- 無理に深く伸ばす
- 反動をつけてグイグイ伸ばす
- 呼吸を止めて力んでしまう
こうしたやり方は筋肉を傷めるリスクがあり、眠りの質も下げてしまいます。
「寝る前は“ゆるめるストレッチ”でOKです。『心地よさ』を優先するのがコツですね。

10分でできる就寝前ストレッチ 肩甲骨・股関節・背面を心地よくほぐす

寝る前は「ゆるめる・整える・呼吸を深くする」が基本。
ここでは、フォームローラーとヨガマットがあればできる、合計10分のリラックスルーティンをご紹介します。
強く押し込みすぎず、“気持ちいい弱〜中くらいの刺激”を目安に行ってください。
全体の流れ(所要10分)
パート | 部位 | 目安時間 | 目的 | 使用アイテム |
---|---|---|---|---|
① ゆっくり呼吸 | 横隔膜・肋骨周り | 1分 | 自律神経を整えて入眠スイッチON | ヨガマット |
② 肩甲骨ほぐし | 胸・背中上部 | 3分 | 巻き肩対策/胸郭を開いて呼吸量UP | フォームローラー |
③ 股関節ゆるめ | お尻・もも前/内もも | 3分 | 骨盤周りの緊張を解き、腰の張り軽減 | フォームローラー |
④ 背面の伸び | 背中〜腰 | 2分 | 背面ラインを伸ばし入眠前の脱力 | ヨガマット(あればブランケット) |
⑤ ゆっくり呼吸 | 全身 | 1分 | 心拍を落とし、眠りの準備 | ヨガマット |
この10分ストレッチは、睡眠の深さ・首肩の軽さ・翌朝の目覚めの体感向上を狙った内容です。無理なく続けて、あなたの“夜の質”を底上げしていきましょう。

10分でできる就寝前ストレッチの方法
① ゆっくり呼吸(1分)

- 仰向けに寝て、片手を胸、もう片手をお腹に置きます。
- 4秒で鼻から吸う → 6秒で口から静かに吐くを1分間繰り返す。肩は力を抜く。
- 吐くときにお腹がゆっくり下がるのを感じましょう。
ポイント:「ため息のように長く吐く」ことで副交感神経が優位になり、次のほぐしが効きやすくなります。
② 肩甲骨ほぐし(3分)


ローラーを肩甲骨の真下に置いたまま、両腕を床に「W字→Y字」と滑らせるように開閉(各5回)。
首に力が入らない高さで行い、深い呼吸を維持します。
③ 股関節ゆるめ(3分)

- ローラーの上にお尻を乗せ、右足首を左膝にかけます。
- 右にやや体重を寄せて、小刻みに前後(40秒)。反対側も。

うつ伏せで片ももをローラーに乗せ、肘で支えながら膝の上〜骨盤手前までゆっくり往復(左右各40秒)。

うつ伏せで股を開き、内ももをローラーに当て、肘で支えながら軽く転がす(左右各30秒)。
強い痛みは逆効果。圧を弱めるか、転がす範囲を短くしましょう。

④ 背面の伸び(2分)

- 四つ這いになり、息を吐きながら背中を丸め(キャット)
- 息を吸いながら胸を開いて背中を反らせます(カウ)
これをゆっくり繰り返しましょう。
腰だけで動かさず、背中全体を波のように動かすのがポイントです。

お尻をかかとに近づけ、腕は前に伸ばし、鼻で4秒吸う→口で6秒吐くを4呼吸。
寒い日は背中にブランケットをかけて、脱力感を深めると◎
⑤ ゆっくり呼吸(1分)

- 仰向けで目を閉じ、「吸う3秒:止める1秒:吐く6秒」のペースで3〜4呼吸。
- 終わったら、照明を落としてそのまま就寝モードへ。
なぜフォームローラーを使うの?

寝る前に体をゆるめる方法はいろいろありますが、フォームローラーには他では代えにくい特徴があります。
- 自分で強さを調整できる
- 体重のかけ方で圧を弱めたり強めたりでき、マッサージよりもコントロールが簡単。
- 一度に広い範囲をほぐせる
- 手で押すよりも面で支えるので、背中やもも全体を効率よく緩められる。
- 寝室で静かに使える
- 柔らかめ&静音設計なら音も少なく、夜の習慣にしやすい。
- 短時間で効果を実感
- 1〜2分転がすだけでも血流が変わり、肩や腰の重さがスッと楽になります。
つまりフォームローラーは、「セルフでできる簡単マッサージ+ストレッチ」。
「ストレッチをしても体がほぐれにくい」、「寝る前に短時間で体をほぐしたい」人にとって、これ以上ない便利な道具なのです。
フォームローラーの選び方(硬度/形状/静音)
種類が多すぎて「どれを選べばいいの?」と迷う方も多いはず。
選ぶときのポイントはシンプルです。以下の流れに沿って考えれば、自分に合った1本が見つかります。
① まずは硬さをチェック
- 初めて・リラックス重視の人 → 柔らかめタイプ
痛みが少なく、まるで人に揉まれているような感覚を得られます。 - 筋肉が硬い・普段から運動している人 → 硬めタイプ
ピンポイントで刺激が入り、筋膜リリース効果を実感しやすいです。
② 形状を選ぶ
- 円柱タイプ → 全身に使える基本型。迷ったらコレ。
- 凹凸付きタイプ → 指圧のような刺激。肩や腰などコリが強い人向け。
- ショートサイズ → コンパクトで持ち運びやすく、寝室やベッド横に最適。
③ 夜に使うなら静音性も大切
「ゴロゴロ音」が響くタイプは意外と多いもの。静音設計のローラーを選べば、家族の睡眠を邪魔せず安心して使えます。
フォームローラーのおすすめランキングBest3! 人気モデルを徹底比較
「どのフォームローラーを選べばいいかわからない…」という方のために、おすすめの商品をランキング形式で紹介します。
初心者でも使いやすく、睡眠の質改善に役立つものを中心にセレクトしました。
フォームローラーランキングBest3
やさしくほぐすならコレ!
TRIGGERPOINT コア フォームローラー 226349 は、やわらかめ設計で初心者でも痛みを感じにくく、人の手で揉みほぐされているような心地よさが魅力。突起が滑らかで転がしやすく、全身に使いやすい細長い形状もポイントです。強い刺激が苦手な方や初めての1本におすすめ。
硬さ | 特徴 | 静音性 | サイズ | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
ソフト | 痛みが出にくく、就寝前の「緩める」に最適 | ◎(床に響きにくい) | 長さ45cm/直径14cm |
強めの刺激でしっかりほぐす!
Rondofy フォームローラー セットは、滑らかな突起と鋭い突起を使い分けられ、部位ごとに刺激の強さを調整可能。太ももや背中をしっかりほぐせるほか、付属のマッサージローラーで肩や腕、足裏までケアできます。硬めで痛みを感じる人もいるため、強刺激が好きな方におすすめ。
硬さ | 特徴 | 静音性 | サイズ | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
ハード | コリをピンポイントに圧せる。短時間で効率よくほぐす | ○ | 長さ39cm/直径14cm |
コンパクトでもしっかりほぐせる!
ミューラージャパン TRIGGERPOINT グリッド トラベル 22131 は、幅25cm・直径11cmのミニサイズながら転がしやすく、ほどよい刺激が魅力。太ももや背中にもフィットし、初心者でも扱いやすい設計です。持ち運びにも便利で、小さめのフォームローラーを探している人におすすめ。
硬さ | 特徴 | 静音性 | サイズ | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
ミディアム | ベッド横や狭い部屋でも扱いやすいコンパクト設計 | ◎ | 長さ25.5cm/直径11cm |
まずは柔らかめ+円柱タイプ+静音設計を選ぶと失敗しにくいです。慣れてきたら硬めや凹凸付きにステップアップしましょう。

「オレは最初、硬いのを選んで痛すぎて挫折したっす…。初心者は柔らかめがおすすめっす!」

これでフォームローラーは完璧だな!次はヨガマットを見ていくぞ!

なぜヨガマットが必要なの?

「ストレッチなら床でもできるのでは?」と思うかもしれません。 ですが、ヨガマットがあるだけで快適さと安全性が大きく変わります。
- 床の硬さや冷えを防ぐ:膝や腰をやさしく守り、冬場の底冷えも軽減。
- リラックスに集中できる:心地よいクッションがあることで、余計な力が抜けやすくなります。
- 滑り止めで安心:グリップ力のある素材なら、ポーズ中にズレたり転んだりするリスクを防止。
- 習慣化しやすい:「マットを敷く=ストレッチ開始」というルーティンができ、毎晩の習慣にしやすい。
つまりヨガマットは、「寝る前のストレッチを安全に、そして続けやすくする土台」。
床の上よりも格段に快適で、心身をリラックスモードに切り替えるスイッチになるのです。
ヨガマットを敷くことで、「今からやるぞ!」ってスイッチが入るぞ!就寝の儀式にもなるから一石二鳥だ!

ヨガマットの選び方(厚み/グリップ/片付け)
選ぶポイントはシンプルに「厚み」「グリップ力」「片付けやすさ」の3つ。
以下の流れで考えれば、迷わず選べます。
STEP1:厚みを決める
- 軽量&持ち運び重視 → 3〜4mm
コンパクトですが、床の硬さは感じやすいので寝室向きではありません。 - 寝室でのストレッチ中心 → 5〜8mm
膝や腰をしっかり守り、使いやすさとのバランスも◎ - ふかふか重視 → 10mm以上
より快適ですが、収納スペースを取ります。
STEP2:グリップ力を確認
- 滑りにくさを重視 → PVCやTPE素材
安定感があり安心。寝る前のストレッチも安全に。 - 汗が気になる → 防滑加工タイプ
汗をかいても滑りにくく、リラックスに集中できます。
STEP3:片付けやすさで選ぶ
- 丸めるタイプ → 立てかけて省スペース収納が可能。
- 折りたたみタイプ → ベッド下にスッと収納でき、寝室にぴったり。
- ストラップ付き → 持ち運びやすく、リビングや旅行先でも活躍。
まとめ
初心者におすすめなのは、「厚さ5〜8mm × 滑りにくい素材 × 折りたたみor丸めやすいタイプ」。
この条件なら寝室でも快適に使えて、毎日の習慣にしやすい1枚が見つかります。
ヨガマットのおすすめランキングBest3! 人気モデルを徹底比較
ヨガマットランキングBest3
膝や肘を守るクッション性!
Gruper ヨガマットは、厚さ6~8mm・TPE素材の高クッションタイプ。膝や肘をつくポーズでも安心で、滑りにくく安定感も抜群。肌触りがなめらかで初心者にも使いやすく、収納ケース付きで持ち運びにも便利です。
厚み | グリップ力 | 収納性 | サイズ(目安) | おすすめ用途 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
6〜8mm | ◎(滑りにくい) | ○(丸めて収納) | 183×61cm | 就寝前ストレッチの定番。フォームローラー併用に最適 |
関節にやさしいふわもちマット!
Ultimate Life GronG ヨガマットは、厚さ10mmのニトリルゴム素材でクッション性抜群。膝や肘をしっかり守り、ふわもちの肌触りで快適に使えます。滑りにくく軽量で、収納袋&ストラップ付き。関節の痛みが気になる方におすすめです。
厚み | グリップ力 | 収納性 | サイズ(目安) | おすすめ用途 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
10mm | ○ | △(かさばる) | 180×60cm | 膝・肘が痛い人や床が硬い部屋に。寝転ぶポーズが楽 |
折りたためて持ち運びラク!
Feetlu 折りたたみ式エクササイズヨガマットは、厚さ6mmでクッション性が高く、0.92kgと軽量で収納・持ち運びに便利。膝や背中をしっかり守り、滑り止め加工で安定感も◎。スタジオや外出先でも使いやすい省スペース型ヨガマットです。
厚み | グリップ力 | 収納性 | サイズ(目安) | おすすめ用途 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
6mm | ○ | ◎(薄型・収納しやすい) | 183×61cm(折りたたみ) | 省スペース&持ち運び重視。出張先やリビングでも |
厚みの目安として、寝転ぶ時間が長い人は8〜10mm、バランス系や立位ストレッチが多い人は5〜6mmが扱いやすいです。
寝室で使うなら「静音・省スペース」を優先し、フォームローラーはソフト or ミディアム、ヨガマットは6mm前後が初めての方の鉄板です。

まとめ

寝る前ストレッチのカギは「心地よくゆるめる」こと。
そのために欠かせないのがフォームローラーとヨガマットです。
フォームローラーは凝りをほぐして血流を促し、ヨガマットは床の硬さを和らげて安心感を与えてくれます。
初心者は「やわらかめローラー」+「厚さ5〜8mmのマット」から始めるのが失敗しにくい選び方。
無理なく続けられる環境を整えて、深い睡眠と翌朝のすっきり感を手に入れましょう。
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