運動

今日から始める!テストステロンを上げる運動習慣ガイド

regenki@labo

「よしっ、今日も元気にいこう!ナイスミドルの諸君、体と心にパワー注入だ!」

GENKI所長
GENKI所長

「最近なんだかやる気が出ない」「体が重い」「夜の元気が戻らない…」そんな悩みを抱えるあなた。それ、もしかすると“男性更年期(LOH症候群)”のサインかもしれません。

でも安心してください!

今日から少しずつ体を動かすことで、ホルモンバランスは改善できます。

この記事では、運動習慣ゼロから始められる方法と、LOH症候群に有効な運動をやさしく解説します。

「所長さん!ボク、運動苦手なんスけど…ホントに効くんですか?」

リク
リク

「ちゃんと研究で実証されてるわよ。テストステロンの分泌が促進されるって」

ミナ
ミナ

【運動初心者向け】LOH対策のための運動スタート   ガイド

運動がイイっていうのはなんとなくわかるんですけど、具体的に  何から始めればいいのかわからないんすスよねー

リク
リク

最初に結論!運動初心者は以下のステップ1から始めるといいぞ!

GENKI所長
GENKI所長

ステップ1|まずはストレッチ&姿勢改善から(1日5分)

  • おすすめ:朝の肩甲骨ストレッチ
  • 目的:筋肉をゆるめて血流UP+テストステロン分泌の下地づくり
  • メリット:疲れにくい体に。朝スイッチが入りやすくなります!

👉 初日からできる!毎朝5分でOK。

肩甲骨ストレッチ(朝5分)例
  1. 両手を肩の高さで前に伸ばし、手のひらを外に向けて深呼吸。
  2. 両腕を広げながら肩甲骨をぎゅっと寄せる(3秒キープ)
  3. 胸を開くように意識。呼吸はゆったりと。
  4. 両手を下に下ろしてリラックス。
  5. これを5回繰り返す。

「肩甲骨ストレッチのような胸を張る姿勢は、テストステロン分泌にも良い影響があるのよ」

ミナ
ミナ

ステップ2|有酸素運動をプラス(週3日、1日15分〜)

  • おすすめ:ウォーキング(最初はゆっくり → 徐々に早歩き)
  • 目安:週3日以上、15〜30分(朝・昼・夕 どこでもOK)
  • 補足:階段を使う、少し遠回りするなど生活に組み込みやすい

👉 気持ちよく歩く習慣から始めて、心肺機能&テストステロンUPへ!

まずは5分からでもOK! 最初の一歩を踏み出そう!

GENKI所長
GENKI所長

ステップ3|軽めの筋トレを追加(週2〜3回)

  • おすすめ:スクワット・腕立てなど
  • 頻度:週2〜3回、各10〜15回
  • コツ:最初は回数より「正しいフォーム」。無理なく継続がカギ!

👉 特にスクワットは太もも(大筋群)刺激でホルモン活性化に最強!

フォーム解説:スクワット
  1. 足の付け根からお辞儀するように上体を倒す。
  2. 足を肩幅に開いて立つ。
  3. ゆっくり膝を曲げてお尻を床に近づける。
  4. 太もも裏が床と平行になったら数秒キープ。
  5. 膝がつま先より前に出ないように注意。
  6. ゆっくり元の姿勢に戻る。

「ポイントは“前傾姿勢”と“お尻を引く”動きね。膝を前に出しすぎると逆効果だから注意よ」

ミナ
ミナ

まずは椅子を使って「座って立つ」を繰り返すだけでもOK!

GENKI所長
GENKI所長

ステップ4|慣れてきたらHIITやスポーツも選択肢に!

高強度インターバルトレーニング(HIIT)

短時間の高強度運動と、短時間の休憩を交互に行うトレーニング法。           テストステロンの分泌を高める効果が示されており、LOH対策にもおすすめ。        時間がなくても10分あれば実践可能!

  • おすすめ:週1〜2回、3〜4分のHIIT(短時間×高効率)
  • 注意:やりすぎは逆効果!しっかり休息日を。
  • 代替案:テニスやゴルフなど、楽しみながら競争できるスポーツも◎
HIIT(高強度インターバルトレーニング)例
  1. 30秒:ジャンピングスクワット
  2. 15秒:休憩(ゆっくり深呼吸)
  3. 30秒:もも上げダッシュ
  4. 15秒:休憩(ゆっくり深呼吸)
  5. 30秒:バーピージャンプ(無理なら腕立てでもOK)
  6. 15秒:休憩
  7. 終了(合計約2分)

👉 慣れてきたら回数を増やしていくと効果的!

「ちゃんとしたフォームでやれば、ジムに行かなくても十分効果あるわよ」

ミナ
ミナ

「全部やったら、汗だくッス…でもなんか気持ちいいッス!」

リク
リク

「その爽快感が大事なんだぞ、リク!“今日も一歩、前進した”って気分がテストステロンを呼び込むんだ!」

GENKI所長
GENKI所長

選び方のポイントは「性格×ライフスタイル」

タイプおすすめ運動
 続けるのが苦手 毎朝のストレッチ+1日10分ウォーキング
 忙しい人 通勤中に階段利用+HIIT週1回
 体力に自信なし ストレッチ+週2回スクワットだけ
 外に出たい派 ウォーキング+ゴルフや散歩仲間と運動

運動は継続することが一番大事!色々試して自分にあった運動を見つけよう!」

GENKI所長
GENKI所長

やってみないと、どんな運動が自分に合ってるかわからないですもんね!私も色々試してみよーっと♡」

ミナ
ミナ

三日坊主でもOK!継続のコツ

  • 小さな目標から:まずは3日だけやってみる
  • ご褒美を用意:達成したらお気に入りスイーツOK
  • 仲間とシェア:誰かと報告し合える仕組みづくり

「三日坊主?上等じゃない。3日続いたら、また3日ね」

ミナ
ミナ

「その言葉、ビリビリ来たぞ〜!!よし、みんなで3日チャレンジだ!」

GENKI所長
GENKI所長

まとめ:最初の一歩は「1日5分」から!

  • ストレッチ → ウォーキング → 筋トレ → HIIT
    の順に段階的に取り組めば、無理なくホルモン活性&体力UPが可能!
  • テストステロンは“継続”と“楽しさ”がカギ!
  • 小さな変化が、やがて大きな活力に変わっていきます。

でもやりすぎは逆効果。月間100km以上のランニングなど過度な運動は、テストステロンを下げるリスクがあるので要注意。

持病がある場合は、必ず医師に相談を!

「よーし、冷蔵庫のプロテインドリンクも完璧に整頓したし…エクササイズを始めるか!」

GENKI所長
GENKI所長

「ひぇー、冷蔵庫の中にプロテインがびっしりっ!」

リク
リク

私は数式片手にストレッチしよっと。今日のスイーツはバームクーヘン♡」

ミナ
ミナ

\ RE:GENKI研究所 今日から始める、“ゆる運動”で元気な毎日を!/


参考リンク

• WHO 2020 Guidelines on Physical Activity and Sedentary Behaviour — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7719906/
• CDC: Physical Activity Guidelines for Older Adults — https://www.cdc.gov/physical-activity-basics/guidelines/older-adults.html
• Various Factors May Modulate the Effect of Exercise on Serum Testosterone — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7739287/
• Body Weight Loss Reverts Obesity-Associated Hypogonadism: Systematic Review and Meta-analysis — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23482592/
• Low Testosterone Concentrations in Men With Obesity (J Clin Endocrinol Metab, 2025) — https://academic.oup.com/jcem/article/110/9/e3125/8058933
• Short-Term Exercise Training Inconsistently Influences Basal Testosterone in Older Men: Meta-analysis — https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fphys.2018.01878/full
• Effects of Exercise Training on Resting Testosterone in Insufficiently Active Eugonadal Men — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35134000/
• Neither Load nor Systemic Hormones Determine Resistance Training-Mediated Hypertrophy — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27174923/
• Post-exercise Increases in Circulating Hormones Are Not Related to Hypertrophy — https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0078636
• Chronic Low Testosterone Levels in Endurance-Trained Men: The Exercise-Hypogonadal Male Condition — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5988228/
• Hypogonadism in Exercising Males: Dysfunction or Adaptive-Regulatory Adjustment? — https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fendo.2020.00011/full
• Extremely Low Testosterone Due to Relative Energy Deficiency in Sport (Case Report) — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6873856/
• Twelve Weeks of Sprint Interval Training Improves Indices of Cardiometabolic Health — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4846072/
• Evidence-Based Effects of High-Intensity Interval Training on Health — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8294064/
• Assessing the Robustness of Power Posing: No Effect on Hormones and Risk Tolerance — https://faculty.haas.berkeley.edu/dana_carney/ranehill.pdf
• Repeatedly Adopting Power Postures Does Not Affect Hormonal Correlates of Dominance or Affiliation — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6585898/

ABOUT ME
GENKI所長
GENKI所長
医科学修士
男のRE:GENKI研究所所長。医科大学修士課程修了 / 博士課程在籍中

体と心に「なんとなくの不調」を感じ始め、39歳のときに男性更年期障害(LOH症候群)の診断を受ける。
現在も治療を続けながら、病院で働く日々を送りつつ、博士課程で研究にも取り組んでいます。
このブログでは、同じように年齢とともに感じる不調に悩む方へ向けて、 医学的な視点と、生活習慣を変える実践的な工夫を“両輪”で届けています。
40代からの体と心を「もう一度、整える」ためのヒントを発信中です。
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